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里親として思うこと

最終更新: 8月17日





今まで、短期長期と色々あるが幼児から高校生まで30人以上の子どもを預かってきた。小学校中学年(10歳)以上の年齢で来る子どもは思春期にさしかかる時期も重なって、一筋縄ではいかないことが多かった。挨拶ぐらいはと思い声掛けしても返事がない。そして会話は「べつに~」で終わってしまい中身のある話はした事がない。生活習慣もままならないので、すごく労力が要る。特に虐待で措置された子どもは、どこかに心の傷をおっているので精神的にこちらが参ってしまう。 「三つ子の魂百までも」ということわざがあるが、つくづくそう思えてならない。3歳までに母親とのふれあいや言葉のやり取りが、その子の一生を左右するといっても過言ではないと思う。その親子のつながりが、その子の基盤を作っていくのだと。そう考えると厚生労働省が勧めようとしている特別養子縁組を、児相と民間機関が連携し、5年以内に現在の2倍、年間1000件以上を目指すという方針には賛成である。特に新生児における特別養子縁組をもっと勧めていってほしい。生みの親が育てられないのなら、早いうちにその子を保護できる人にバトンタッチをする。そんな方式が世間で定着できればとも思うし、横柄な親権行使に歯止めをかけられるような仕組みも必要である。 虐待の親は本人も虐待を受けていたという話はよく聞くが、普通、自分がその当事者であれば虐待なんかできないと思うけれど、本人では制御できない何らかの精神的衝動が起こってしまうという。負の連鎖、負のスパイラルをどこかで断ち切らねばならない。今まで踏み込まれなかった実親家庭での養育を推進するという方向も示されているが、まだ具体案は出ていない。この家庭の一番基盤になるところの取り組みを期待するものである。里親がいくら頑張っても、実親家庭にまで入り込めないから。 巣立った子どもはどうなっているのか。18歳で措置停止、20歳まで措置延長できるが、いずれにしろ自分の道を進まねばならない。社会で働き、お金を稼いでと出発していくのだが、1年未満で仕事を辞め生活困窮者になってしまう例が多い。これではせっかく育てた里親にとって辛い思いが残るだけで、何のために頑張ってきたのだと思われることもある。せめて、実家として帰れる家として頼ってきてほしい。これは切実な里親の気持ちでもある。要保護児童がいる限り、里親に課せられた使命は重大であり、こうして続けられる今を感謝してこれからも前に進んでいきたい。


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